ポメラDM10改造

キングジム デジタルメモ ポメラ  DM10 パールホワイト

キングジム デジタルメモ ポメラ DM10 パールホワイト

 ポメラは情報の出力(人間から見て)に特化した非常に優秀なマシンだが、コンセプト最初の製品だけあってまだ甘い部分が多々見受けられる。その最大ものがキーボード。良く出来ているため、PCのキーボードと比較してしまい評価が厳しくなってしまう。CtrlとCapsの入れ替えと、キータッチが重すぎて小指で押すキーを打ち漏らすことが多く非常にストレスがたまる。後継機が発表されたら旧型機を改造して、新型機に迫る性能を発揮する、という誰もが憧れるシチュエーションを作り上げるつもりだったが、我慢せずに分解&キータッチの軽量化をやることとした。


分解はかなり大変。特にキーボードのスライダ周辺。今回はねじを余らせることなく、Capsキー周辺のキーを軽量化することに成功。以前と比べて左シフトやAキーが格段に押しやすくなった。順次ほかのキーにも改造手術を適用する予定。キーに反発力を与えているゴムのバネに切れ目を入れることで、バネ係数を低下させている。比較的一般的な方法だ。CtrlとCapsキーの入れ替えも行いたかったが、接点のシート3枚が接着されていたため、今回は断念。

追記:2009/11/25に後継機DM-20が発表された。キータッチと本体重量以外は望み通りに改善されている模様。これで心おきなく、キー入れ替えとキータッチ改善の残りを実施できる。壊したら新型機購入で。