ゲーム[CloudPhobia]

1面しかなかったゲームがついに5面そろって1.6k円。論文前で忙しかったので*1、DL版を迷わず選択。
もっとDL販売が増えると助かります。


◆背景
ストーリなどはゲーム中では特に説明されないが、1面のバックグラウンドだけはマニュアルに記載されている。
http://www.dwahan.net/Marsbound/cloudphobia/manual/index.htm

ストーリ:演習中の新型試作機が突如造反し(略)こちらは母艦の攻撃システムと有人艦載機の殆どを喪失、
残っているのはプレイヤーの機体のみ。


上司「残ってるのキミしかいないので、ちょっと行って敵がビーム砲の次弾を発射する3分以内に、破壊して来い。
あ、でも道中の敵無人戦闘機はちゃんと倒さないと母艦が沈むのでヨロシク!」


・・・勇者が依頼を断らないのは当然ではあるが、もう少しねぎらわれて然るべき。


全体的に設定・ストーリとも情報が少ないが、寡黙な作り。
OPで示される情報から殆ど情報量は増えない。非常に良い。
OPとかPVを見て盛り上がる→ゲーム本編やる→私の想像していた話のほうが3倍良かった
である事が多いのだから*2

まとめ。沈黙は金。


◆ロボデザイン
 FSSのMH風のデザイン。素直に格好良いと思う。
OPでは正面からのカットがあるが、以外に凶悪な面構えをしている点もGood。
パイロットスーツにモノアイというのも主人公ロボとしてはなかなか。

武器はライフル・ミサイルに加えて製品版ではブレードも使えるように。
・・・まさかライフルとブレードの「どちらかを」選べ、と言われるとは思わなかったけれど。
敵の大部隊に日本刀一振りでカチコミをかけるのは無謀格好良すぎる。
その当たりも(MHの)ジュノーンを受け継いでいるのかも。


まとめ。居合いロボLove。
◆ゲーム
 疾風魔法大作戦、わからない人は両親に聞いてみよう。
1面以外時間が足りないことはあまり無いが、ブースト時の加速感は癖になる。
敵中突破の雰囲気を存分に味わうことが出来る。

敵との接触、敵を逃がす(=母艦に当たる)リスクとブーストによる時間短縮(&加速による快感)
をバランスさせているのは非常に正しい。
ゲーム時間が短いほど、プレイヤーが気持ちよいほどスコアが高くなる、という
TFVのハイテンポボーナスと同じ方針。私のように弾避けジャンキーではないゆるいSTGファン
でもスコアアタックを楽しめる仕様となっている。

ブレード装備機(Nullpunktur)が特に面白い。
ボタンを押すと、居合い抜き→ 斬りつけ→ 刀無限回転
の3段階に変化するが、最初の2弾が威力絶大、3段目以降は威力はかなり落ちるが押しっぱなしOKとなっている。
ザコ編隊には3段目でないと間に合わないが、堅い敵は1,2段目でないと撃破困難ということで
攻撃ボタンは適度に押したり離したりする必要がある。
ブーストOFF→居合い抜きで中ボスを一撃で撃破→ザコ的を3段目で掃討しながらブーストONで離脱
したときの疾走感は筆舌に尽くしがたい。


まとめ。全くの覚えゲームであるが、パターン構築が非常に楽く、うまく行ったときの疾走感は絶品。



サーカスもあるよ!

*1:お祭り会場に行っている暇は無いのである

*2:c)島本先生)、余計なことは極力言わない方が良いのである。 クライマックスオンリーという意味では正しい作り。EDも良かった((STG的に