エグゼリカ

外観,ジャンル*1,システム全てがマニア向けの逸品.質量差を物ともせず敵を振り回せるのは最高.

アンカーを打ち込んだ敵に対するアクションとして,

  • その場で爆破→引き寄せて爆破→引き寄せて振り回し→投擲

の4つが用意されており,段階的にリスクと威力が上がるのはロボタン的に高評価を与えても良いだろう.投擲を狙いすぎで死ぬのはデフォ.

BGM製作者は80年代テイストと言っていたが,ゲームのテイストそのものも80年代だ.MS少女を彷彿とさせる自キャラ*2や人型を自機にしているのに会話シーンがほとんど無いストイックな作りなどに現れている.


■感心したのは「演出」をイベントムービーや会話シーンで誤魔化さず,ゲーム画面・システムを使って表現している点.最近あまり見なかった気がするが,この事の重要性を再認識した.サンダーフォースVもシルエットミラージュ蒼穹紅蓮隊も全てそのように演出されている故に熱くなれたのだ,我々の世代は.


■自機を移動させた時のカウンタスラスターが非常によい.これ最高.シューティング=爆発なのは言うまでもないことだが,スラスターの重要性を気づかせてくれた.


「イバラ〜それから」の方は一度プレイしたが,プレイした感触ではしっくり来ない.私向きじゃない.色々どうかしてるなコレ.

*1:シューティング自体がマニア向けだ

*2:ユナという例も